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2017-10-08

出産を終えて

今日約一ヶ月ぶりに外に出ると、季節はすっかり秋にかわっていて、取り残されたような、それともタイムスリップしたような…
一瞬、どこか落ち着かない気持ちになりました。

家族の協力のもと、家事をお休みし、
赤ちゃんと赤ちゃんのことだけに向き合うことができた一ヶ月。

9月11日に3130gの女の子を自宅にて無事に出産しました。

すでに おっぱい、おむつの繰り返しで、
「よし、今日はこれをやろう」と計画しても、思い通りに時間を使うことは叶わない、、、。
計画を立て、動き回り、待つことの苦手な私に”待つ”ということを教えてくれます。

自宅の出産を経験し、
お産も「待つこと」だと思いました。
緩やかに始まった陣痛。
強くなってからも数時間片時も離れることなく、腰をさすってくれ、
励ましの声をかけて支えてくれる助産師さんと夫。
赤ちゃんにとって、 わたしにとって 負担なく、一番よいタイミングを赤ちゃんはちゃんと知っていて、生まれてくる。
それを瞬時に判断し、待てるかどうか。
助産師さんは陣痛のとき、たびたびドップラーで 赤ちゃんの心音を確認していました。
元気な心音を聴いて、安心して 陣痛に向き合うことができます。

生まれた瞬間は本当に嬉しくて、
臍の緒がついたまま、わたしの胸の上で産声をあげる赤ちゃんを見て、笑顔でいっぱいになりました。
赤ちゃんとわたしと、夫と助産師さん。
チームで乗り越えたという 達成感を感じています。

「大丈夫?」と聞かれ、
「痛い」「大丈夫じゃない」とは言うものの、もう嫌だ、
もう無理と思うことなく陣痛を乗り越えられたのは、信頼できる助産師さんと夫とが支え続けてくれたからです。
素晴らしい経験ができたことをしみじみと思い返し、心から感謝をしています。

自宅出産のことを聞いてくださる方が多いので詳しく書こうと思ったのですが、
長くなりそうなので次の機会にしようと思います。
赤ちゃんの寝たタイミングをみてまた。

新しくこの世界の一員となった赤ちゃんとともに 元気にお会いできる日を楽しみにしています。

Camatkara yogini 慈香

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