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2025-07-10

RetaとAmaniガザに生きる二人の女性のこと。


毎日祈っています。彼女たちの無事を。


日々パレ/スチナではイス/ラエル占領軍による絶えず続く攻撃で最悪を更新しています。

いつになったら、何をしたら止まるの?
そんな思いを抱えて、渋谷のマーチに参加したときのこと。

小雨降る中、1500人が声をあげて歩きました。
苦笑いする人、
一瞥する人、
迷惑そうな顔をする人、
わたしたちを見る反応は様々です。

灰色の空を見て思いました。
同じ空の下にいるんだよ、声よ届け!

誰にも守ってもらえない彼女たちに対し、
警察に守られて(過激な行動に出る人がいないかも見ているけど、車との事故が起こらないようになど整備してもくれていた)行進していくわたしたち。

同じ時代にいるなんて信じられない。この現代にこんな残酷なことが起こっていることが信じられない。
声を上げたら変わるのだろうか…そんな思いがぐるぐると浮かび上がってきます。

少し前まで、知らずにいたわたしが知ったこと、
何かしようと動き始めたということは、この世界において一つの変化です。
それだけは事実、そこに希望を持ちたい。
1人でもいいから、届いたらいい。

デモの後、リタとメッセージのやり取りをしました。

「今日は大きなマーチで声をあげてきたけど、
虐殺がもう一年も続いてしまった。
ごめんね、ずっとそんな状況を知らず、放っておいたんだよね、ごめんね」と、いうわたしに

リタがくれた返事は、
「行動してくれてありがとう。パレ/スチナ人へ思いを寄せてくれること、その精神と気持ちを嬉しく思います。ごめんなさいと思う必要はない。
私たちは自分の国にとどまり、捨てることはないから。
あなたのレストランに来てくれる人にもありがとうを伝えてね。
彼らの上に平和がありますように。」でした。

彼女は聡明で気高い。
悔しくて、悲しくて、泣きました。

でも泣いている場合ではない。
本当に辛いのはそこにいる人たち、彼女たちだから。

たくさんのパレス/チナの人たちからヘルプメッセージが送られてきます。
でもわたし一人の抱えきれる人は限られていて、開けられていないメッセージがたくさんあります。
だから彼女たちの手だけは離さない、絶対に。

生きてほしい。
生きていてほしい。

経営する南インド食堂葉菜子では、彼女たちへの支援をチャリティラッドゥというお菓子を販売する形で行っています。
こちらの売上は全て彼女たちにGoFundMe を通じて送っています。

どうかパレ/スチナで、ガ/ザで起こっていることを知ってほしいと思います。

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