Sukhaとの学び
お元気でしょうか。
みなさんの健康と平和を祈る日々です。
今日はわたしの学んでいること、兄弟子のお話を少し。
わたしのヨガの先生は、遠くコスタリカに住んでいるのでなかなかお会いすることができません。
先生がまだタイでリトリートセンターを営んでいたとき、思い切って行けたのは今思い返しても特別な経験でした。
先生の家族、お弟子さんたちとその家族がそこでは暮らしていて、シーズンごとにアメリカやブラジル、ヨーロッパなどから勉強のために生徒さんたちが集まっていました。
そのコミュニティでは英語が公用語で、ほとんど英語のできないわたしは、哲学の講義はチンプンカンプン。みんなとのコミニケーションもままならず、自身のなさから、辛く、最初の2ヶ月くらいは泣いて暮らしていました。(英語が下手なのを気にしていたのはわたしだけだったのですが。)
ブラジルから参加していたわたしより10も若いSukha(スカ)は日系ブラジル人で、おばあちゃんが日本人だったことから日本語が話せました。
わたしの学びのため、
Sukha自身の学びのために、先生はある日彼女にわたしのサポートをするよう伝えます。
彼女の日本語は小さい頃耳にしたきりのものでしたし、また彼女の性格もありますが、その率直な物言いは、時にきつく聞こえ、それに傷つき凹むわたしは、また彼女から叱られるということを毎日のように繰り返していました。
それでも彼女は諦めることなく、毎晩その日の講義でわたしが理解できなかったところを根気よく教えてくれました。
消灯時間を過ぎた食堂で蚊に刺されながら、彼女と向き合った日々が懐かしいです。
彼女とは本当にたくさん衝突したのですが、
二人の間には(彼女の愛ゆえ)とても強い絆が生まれました。
そんな彼女はいわゆる兄弟子です。
より深い学びを先生から授かっています。
彼女も今や男の子の母になり、うちの娘と1ヶ月違い。同い年の子どもがあることにも不思議な縁を感じます。
onlineで学ぶことが日常的になってきた昨今、
なかなか言葉の問題で先生から直接学ぶのが難しいわたしを今なおサポートしてくれる彼女。
今学んでいるのはタントラの中でLife Map 、
人生の地図と呼ばれるものです。
苦しみの正体はなんなのか、
満たされないのはなぜなのか、
自分は人生の地図上のどこにいるのかを学ぶことで、抱えている疑問がクリアになり、自分のことが見えてきます。
長くなってしまったので 、そのお話はまた次の機会に。
Camatkara yogini 慈香