ヨガとわたし
12月。あっという間に今年も終わろうとしているけれど、毎年のことながら実感がまだわかないでいます。
なんとなく先日、ヨガを始めてからどれくらいたったのだろうと 思い返して、
インストラクターになって丸8年が経ったことに気がつきました。
ヨガを始めた頃は、ポーズをとることに夢中になっていて、
できなかったことが できるようになる喜びは、子どもの心と同じかもしれなくて、純粋に嬉しくて、楽しくて…
だんだんと、このポーズができる方がかっこいいとか、
できないと恥ずかしいとか 、外からどう見られるかで練習をしている自分がいることに気がつきました。
気がついたといっても、ここまではとても時間がかかって、今だってそういう気持ちが出てこないわけではないのですが…。
当たり前だけれど、練習を続けていなければ体は衰えるし、
続けていれば、自由に動くようになっていく。
ずっと練習していても、なかなかできないこともあるし、もしかしたら骨格の問題で、できるようにならないこともあるのかもしれない。でも その制限のある中で自由さを見つけていくことができるということも最近わかってきたことです。
これはわたしの感覚ですが、
苦しいとも、楽とも違って、
その真ん中あたり、心地良いけど たしかに響いている場所がある。
そこにいると 自分の真ん中に自分がしっかり居て、今 この瞬間を味わっている。
なんというか、エネルギー?気?そのようなものが体をぴゅーっと巡っていく。
それは、ずれていたものを、バラバラになっていたものを 一つに 合わせたような。
例えば 達磨落としの輪っかがそれぞれはみ出ているときは何となく気持ち悪い。
それを真っ直ぐに中心が合わさると、滞っていたものが スーッと通っていく。
そんなイメージ。
今はその感覚を大切に練習をしています。
それは自分が自分であるための、
そしてまだ気づかぬ本来の自分に会うための練習のような気がしています。
ヨガが本当に好きだから、
おばあちゃんになっても、ヨガをしているのが夢です。
まずは近い未来の来年も!
Camatkara yogini 慈香
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