パルシクムウンタ
娘の通う学校に、ネパールの子たちが何人かいて、朝挨拶をしたり、娘が一緒に遊んだりしているうちに仲良くなり、先日はネパール料理のレシピを1つ教えてくれました。

パルシクムウンタ(日本語表記があっているかな)
これが何かというと、カボチャのツルと葉っぱです。炒めて食べると美味しいのだそう。早速作ってみました。
【材料】
パルシクムウンタ 4本
ジャガイモ 1個
トマト 1/2個
クミンシード 小さじ1
ターメリックパウダー 小さじ1/2
レッドチリパウダー 小さじ1/2
ヒマラヤ岩塩 小さじ1/2
ギーまたは太白ごま油かマスタードオイル(季節や体質に合わせて)大さじ1
【作り方】
1.ジャガイモは一口大にカットし、茹でるか蒸しておく
2.鍋に油を熱し、クミンを入れて香りが出るまで炒める
3.ジャガイモをさっと炒め、ざく切りにしたパルシクムウンタを入れ、3分ほど炒める。
4.カットしたトマトを加え、混ぜたら、パウダースパイスと岩塩を入れ、トマトが崩れるくらいに炒める。
5.白いごはんがよく合うおかずです。さらに辛くしたい場合はグリーンチリを炒める工程で入れると美味しいです。
わたしの街も、いろんな国から来た人たちが住んでいて、彼らを見ない日はありません。
わたしが出会った人たちは、どちらかというと勤勉で、一生懸命に人生の課題、異国で暮らすことに
馴染もうと努力している人が多いです。
先日の選挙では、街頭演説を利用し、差別や排外主義を煽る政治家や政党が目立ちました。外国人優遇という根拠のないデマで市民を煽っていた候補者もいましたね。
彼らが本当に日本人の仕事を奪っているのか…人口が減少している日本では仕事内容によっては、彼らがいないとすでに立ち行かないものもあるのではないかと思います。子どもを生んでも、生まなくても自分らしく生きれる社会を実現していくことに目を向けていくべきですし、誰かを差別するということは、弱い立場にもし自分が立たされた時、差別される可能性があるということです。それを掲げていた政治家は絶対に寄り添ってくれないと思いました。排外よりも、共に生きる社会を、また、自分の中に「差別」がないか日々点検していくこと、相手を知ること、学ぶことが必要だと感じています。
娘の学校の子達も「宿題が大変」とか「まだお友だちができない」とか、話してくれます。彼らも、どの子も、ルーツは関係なく学校という集団生活の中で、自分らしくあれるよう願うばかりです。そして、その場を作っていくのが、わたしたち大人の役割だと思っています。
